法人向けソフトウェアの開発、販売を行うサイバーソリューションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:秋田 健太郎、以下当社)は、従業員数300人以上の企業の情報システム担当者100名を対象とした、「クラウドメール バックアップの実態調査 2021」の結果を本日発表いたします。
【クラウドメール バックアップの実態調査レポート】
http://download.cybersolutions.co.jp/wp/maildatabk_2022
広く普及しているクラウドメールですが、「メールデータの管理責任」は利用ユーザ企業にあることをご存知でしょうか?
経済産業省「クラウドセキュリティガイドライン活用ガイドブック」には「利用者は、利用者データについては(中略)設備の故障その他の理由による消失に備え、バックアップを取っておくなど、自らの責任と費用で必要な措置をとるものとします」と明記されています。
このことを認識しているか、天災・ランサムウェアの被害・システム不具合・操作ミスなど何らかのトラブルでメールデータが消失するリスクに備えているか、日本企業のクラウドメールのバックアップ実態を把握するべく本調査を実施いたしました。
情シス担当者を対象に、クラウドメールのデータの管理責任を確認しているかを聞くと、もっとも多いのは「わからない」の48.9%でした。「確認していない」の18.5%とあわせると、驚くべきことに67.4%が管理責任を未確認の状態であることが分かりました。
クラウドメールのデータについてバックアップしているかを聞いたところ、「している」という回答は40.2%、半数以下の低い結果となりました。何らかのトラブルでメールデータが消失した場合に、データを復帰できない企業が多いという実態が分かりました。
メールはビジネスで不可欠なツールとなっていて、万一データが消失した場合は、業務の継続が不可能になったり事業に大きなダメージを受けることが予想されます。それにもかかわらず、クラウドの「メールデータの管理責任」は利用ユーザ企業にあることを知らない担当者、定期的なバックアップをとっていない担当者が非常に多いことが、今回の調査では明らかになりました。どのようなシステムにもデータ消失のトラブルが起きる可能性があることを念頭に、企業として、万一に備えたバックアップが必要と言えるでしょう。
本調査のより詳細なレポートは、特設ページからダウンロードすることができます。当社は、企業の環境や要望に合わせたクラウドメールのバックアップ方法を無料でコンサルティング・提案いたします。重要なメールデータを保全し、メールセキュリティを強化するための情報収集としてぜひご活用ください。
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